クレジットカードの審査に落ちる時はクレヒスを見直そう!

クレジットカードの審査に落ちる時はクレヒスを見直そう!

クレジットカードを申し込む際、カード会社では必ず入会審査が行われます。これは収入や年齢、勤務先の規模などさまざまな属性を、それぞれの属性に点数をつける「スコアリング」という手法で評価するものです。

この評価で最も重要な要素のひとつが、「クレジットヒストリー」(クレヒスと呼ばれる)です。クレジットヒストリーとは、クレジットカードやローンの利用履歴のことで、カード審査で有利に進めるためには、良好なクレジットヒストリーを構築することが重要なポイントとなる。クレジットカード キャンペーンなど利用して、年会費無料のカードを作って、少しの利用を続けることも大事です。

毎月コンスタントにクレジットカードやローンの支払いを期日通りに行っていれば、良いクレジットヒストリーを築くことができ、それは個人信用情報機関に保存されます。

クレジットカード会社が審査する際、「借りた金額をきちんと支払う人」と判断され、難易度の高いカードでも審査に通りやすくなる可能性があります。

一方、クレジットヒストリーを積まないまま年齢を重ねてしまうと、情報保管期間を経てブラックリストに載るのと同じような「スーパーホワイト」と呼ばれる状態になることがあります。

この場合、クレジットカードの審査に通りにくくなるだけでなく、お金を借りようと思っても個人向けローンや住宅ローン、自動車ローンなどのローンの審査にも通りにくくなる可能性があります。

デビットカードやプリペイドカード、家族カードなどは、たくさん使っても個人信用情報機関に記録されないというデメリットがあるので、審査なしという言葉だけにこだわらず、クレジットカードを利用して、利用実績を積んだ方が将来的にはメリットがあります。

クレジットヒストリーの構築は、日本語では「クレジットヒストリー修行」または「クレヒス修行」と呼ばれています。そのために最も効果的な方法は、良好な支払履歴を蓄積することです。クレジットカードやローンを利用し、期限内に返済するだけでも、クレジットヒストリーのトレーニングになります。

そのためには、携帯電話料金やネットショッピング、日常の買い物などを無理のない範囲でクレジットカードで支払い、必ず返済期日に残高を返済するように心がけましょう。

目次

クレヒスを育てる方法

良好なクレジットヒストリーを残すには、毎月の光熱費や保険料をクレジットカードで支払うのはおすすめです。

請求がきちんと完了すれば、クレジットヒストリーに「$」マークが付きます。この「$」マークは期日通りに支払いが行われたことを示すもので、この情報は2年間クレジットヒストリーに残るため、クレジットカードの審査で有利に働くことがあります。ただし、カード会社によっては「$」マークが付かない場合もあります。

クレジットカード料金の支払い遅れは絶対に避ける

クレジットヒストリーを作る上で絶対にやってはいけないことは、支払いの延滞です。延滞すると、事故情報としてクレジットヒストリーに「A」マークが記録され、2年間はそのマークが残ります。

さらに悪いことに、Aマークが消える前にカードを解約してしまうと、その後5年間はクレジットヒストリーにマークが残ります。これは、直近の支払い履歴が契約終了後5年間残るためで、万が一延滞してしまった場合は、最低でも2年間はカードを解約しないようにしましょう。

万が一、延滞してしまった場合は、カード会社から連絡がありますので、次の支払期日には必ず支払うようにしましょう。カード決済の口座が複数ある場合は、口座残高には注意する必要があります。

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次